リモートで。

コロナ禍になり、「リモート」「テレワーク」という言葉を聞くようになりました。

「リモート」　介護には無縁と思っている方が多いと思いますが、いえいえ実は「可能」な部分もあるのです。

さくらビレッジでは、デイサービスに通って来られる利用者様と、有料老人ホームの入居者様が交流できることが良い点でもあったのですが、

現在は、感染予防対策のため交流はしておらず、介護スタッフも「有料専属」「デイ専属」としっかり分けて日々活動しております。

その為、利用者様もスタッフも顔を合わせる機会が無くなってしまい、寂しい思いをしておりました。

そこで今回、いつもお世話になっている「Zero Space」の阿部さんにお手伝いいただき、「さくらビレッジ２nd」をスタジオに仕立て、リモートでどこまでできるか検証してみました。

出演は、さくらビレッジで人気介護福祉士のヤスダさん。

体操やクイズ、紙芝居などをさくらビレッジの利用者様へ配信しました。

以前、自宅からのリモート体操を行ってもらったことがあったのですが、「声が届きづらい」「相手の声が聞き取りづらい」「１方向（正面）からの映像配信のみ」「トラブルの対処が困難」などの課題がありました。

今回は、撮影用カメラを正面用と手持ち用に分け、正面と多方向から撮影可能にして、全体の音を拾うマイクと出演者用ピンマイク、相手側からの音声を出力するモニタスピーカーとモニター用タブレットを準備して、

いざ配信！

テレビに映るヤスダさんに、利用者の皆さんから「普段より良い男に映ってる」とお褒めのお言葉いただきました。

↑↑　紙芝居　↑↑

途中、音声が途切れる場面もありましたが、利用者様のウケは上々で「いやーこんなことができる世の中になったのね」「生きてて良かった」と終始盛り上がり喜んでいただきました。

これなら、普段会えなくなったスタッフや利用者様ともWebを通じて交流ができることが確認できました。

今後、この可能性を更に広げていくために、さくらビレッジ２ndから様々な発信を行っていけたらいいなあと思いました。

新たな企画に乞うご期待！！