短時間デイサービスを始めます。
毎週水曜日に短時間のデイサービスを始めます。
理由は二つ。
一つは、地域のニーズとしてご要望が寄せられたこと。
長時間のデイサービスには行きたくない。
短い時間で帰れるなら。 等々…
その様なご要望にお応えできるように、
より良い時間を短時間で、ご利用者主体のデイサービスにいたしました。
二つ目は、人生の最期を自分らしく迎えていただくために。
さくらビレッジは有料老人ホームを併設しており
地域医療機関のご協力もあり、毎年数名の方をさくらビレッジで看取らせていただいております。
お看取り後には、必ずさくらビレッジスタッフとご協力いただいた医療機関等の方々と共に「デスカンファレンス」を行っております。
カンファレンスでは、
「もう少しできたことがあったのでは」 「もっとご家族との時間を増やすことはできなかったのか」等々、他にも沢山の意見が毎回出されます。
その中で最も重要な意見は
「本人が本当に望んでいたことなのだろうか」という考え方です。
脳血管障害や認知症などをかかえ入居される方は、しっかりとしたご本人の意見をお聞きすることができない場合があります。
それは、病気によるものもあれば、要介護状態いわゆる誰かの手助けがないと生活ができない状況下になり、初めてさくらビレッジへ入居いただいた場合
ちゃんと自分の想いを伝えることができずに最期を迎えることもあります。
多くの場合、自分が死ぬときのことをちゃんと考え、誰かに伝えるということをせずに、その時がやってきます。
短時間デイサービスでは、事業対象者(予防介護)の方々が対象になります。
まだまだお元気な時から関わらせていただくことで、
要介護状態になっても、施設でお看取りをさせていただくことになっても、
「今までの生活」 「これからの生活」
「何が好きで」 「何が嫌いか」
「毎日のルーティンは何か」
「普段どんなことを考え」 「何に喜び、何に悩むのか」等々、
沢山のことを教えていただく又は知ることで、
少しでもその方が望む最期のお手伝いができることにつながればと考えております。
ご興味がありましたら、ぜひご連絡下さい。
お問合せは、下記よりお入りください。
代表 渡辺 晃